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漫画やアニメの「実写映画化」で原作より面白かった映画は?

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映画業界では、アニメや漫画の実写化が続々と制作されています。これらの作品の中には、原作を超えると評されるものもあり、それぞれが原作のエッセンスをいかに映画として再解釈し、表現するかに挑戦しています。その挑戦から生まれた注目すべき作品を以下で詳しく紹介します。

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るろうに剣心

実写映画『るろうに剣心』シリーズが成功した理由

  • 実写映画『るろうに剣心』シリーズは、その洗練されたアクションシーンで多くの観客を魅了
  • 原作の戦闘シーンは東洋の剣術を基にしているにも関わらず、動きそのものが漫画というメディアで超現実的に描かれており、これをいかに実写で再現するかが重要なポイントでした。
  • 映画では、CGを抑えた生身のアクションにフォーカスし、原作の骨太なアクションと独特の空気感を保ちつつ、映画独自の味わい深い演出に成功しています。
  • 原作での高速移動や剣技が、実写ならではのリアリズムに調和され、新しい緊張感を生み出しています。

そして本題の実写映画だが、

連撃として演じている。

技としての本質を真摯に解釈し、実直に映像化している。
エフェクトも何もないのは寂しいしぶっちゃけ地味ではあるし、「これだと同時攻撃じゃなくね?」って話もあるが、実写化というのはマンガやアニメで誇張されたファンタジーをいかに現実として見せるかの作業なのだから、これでいいんだと思う。

なお、映画の中ではこれが九頭龍閃だとは一言も言っていない
でも、ファンにはわかるし、ちゃんと伝わる。
それは本質をきちんと押さえているから。

作り手はこの表現でも理解してもらえるとファンを信頼し、
ファンはこの解釈も原作をちゃんと理解した上で作った物だと受け入れる。
そういう信頼関係があるからこそ成立しているシーンなのだと思う。

原名:和月伸宏
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海街diary

海街diaryが成功した理由

  • 原作のさりげない日常の美しさと四姉妹の微妙な人間関係を巧みに描いた『海街diary』は、豪華女優陣による演技の力で実写化
  • 映画は原作の持つ繊細さを損なうことなく、キャラクターたちの内面の変化を丁寧に描写し、深い感情移入を促します。
  • カメラワークと映像美が、登場人物の心の動きを映し出すことによって原作とは異なる新たな物語性を作り上げています。

すずちゃんが、少しずつ遠慮しなくなっていくのが、凄いです。素で演じているのでなければ、この年でこの演技力!末恐ろしいです。しかし監督、こりゃ反則ですよ:

錯覚なら良いのですが、バスタオルを透って扇風機が運んで来る風呂上がりの香りを、鼻の奥でツンと感じてしまいます。

どうやって、こんな色気を?台本を渡さなかったお陰でしょうか?

出演:綾瀬はるか, 出演:長澤まさみ, 出演:夏帆, 出演:広瀬すず, 出演:加瀬亮, 出演:鈴木亮平, 出演:池田貴史, 出演:坂口健太郎, 出演:前田旺志郎, 出演:キムラ緑子, 出演:樹木希林, 出演:リリー・フランキー, 出演:風吹ジュン, 出演:堤真一, 出演:大竹しのぶ, Writer:是枝裕和, 監督:是枝裕和, プロデュース:松崎薫, プロデュース:田口聖

THE NEXT GENERATION パトレイバー

『THE NEXT GENERATION パトレイバー』が成功した理由

  • 『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、原作の世界感を取り入れつつ、現代の観客に向けてアップデートされた物語を展開しています。
  • メカニックデザインや世界観は90年代初頭の原作アニメと調和しつつも、社会背景やテクノロジーの変化に合わせて現代的な要素が組み込まれており、新旧ファン両方にアピールする内容となっています。

他の方も既に上げられてますが、機動警察パトレイバーの実写化作品『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は良かったと思います。

原作ファンとしては実写化には不安は拭えませんでした。原作をそのまま実写化するならキャストはどうするのか?  どの辺のシナリオを映像化するのか? 劇中のレイバー(作中の作業用メカ)の表現はどう描かれるのか?……と。

しかしいざ公開されてみると設定に様々な改変がありました。

原作の舞台は90年代末だったのが今作は2013年。経済の変化によって街中のレイバーの維持が厳しくなり稼働数が低下。よってレイバーを悪用する犯罪も低下し、取り締まる警察のレイバー隊も存在価値が薄れてしまった。形だけ存在している部隊の隊員は原作のメンバーに似ているが世代が代わって全くの別人……といった感じで現代の都合にあわせて変化しています。

それでも過激派・軍用機との戦い、巨大怪獣騒ぎ、隊の残念な食糧事情等のパトレイバーらしさを描くエピソードは抑えてあり、原作からの改変もこういうやり方もあるのか!と原作ファンの私でも楽しめました。こういうネタに出来る改変はアリだと思います。

あと個人的にはアニメ版キャストの千葉繁氏が同じキャラをそのまま演じるサービスが良かったですね。

出演:真野恵里菜, 出演:福士誠治, 出演:太田莉菜, 出演:堀本能礼, 出演:田尻茂一, 出演:しおつかこうへい, 出演:藤木義勝, 出演:千葉 繁, 出演:筧利夫, 監督:押井守
¥10,730 (2023/12/10 02:29時点 | Amazon調べ)

デスノート

デスノートが成功した理由

  • 『デスノート』の実写化では、原作の緻密な心理戦をベースにしながらも、異なる結末を提供しており、予測のつかない新たな展開が織り交ぜられています。
  • 原作と映画との間にある良質なギャップは、原作ファンにも新鮮な驚きと解釈の余地を与え、物語への新しい光を投げかけています。

デスノートを推します。

私はキラ派として原作を読み進めました。完結していますのでネタバレを恐れずどんどん書き進めます。

ネタバレ嫌な方はここらで読むのをやめて下さい。

月がLの殺害に成功した時、すべての読者が月派L派を問わず思ったはずです。

「最終回、どうやってまとめるんだ?デスノートで犯罪者を全て死刑にするってまとめ方は流石に…」

最終的に、Lの後継に足るニアやメロによって月は追い詰められ、月は自身の思い上がりや油断から墓穴を掘ることになりました。

惨めな最期です。

私は最後まで月サイドの視点で読み進めましたので、はっきり言ってニアのやり方は嫌いでした。しかし月の壊れっぷりにもついていけなくなっていたのも事実。

ニアに負けた月

という最後は納得のできない終わり方だったのですが…

実写版では

月→Lの殺害に成功。ここまではほぼ原作通りです。

※オリジナルキャラなどは今回忘れておいて下さい。

けれどそれはブラフ。Lは生きていた。

L→月がキラである事を特定。月死亡。

原作では月の勝利。

実写版ではLの勝利。

2人の天才が、デスノートを通して頭脳戦を繰り広げ、そして死んでいった。

原作版と実写版、原作版の終わり方に納得できなかった私の中で、実写版は〝Lに負けるなら納得できる〟終わり方でした。

藤原竜也や松山ケンイチ、リューク(CG)、鹿賀丈史など、キャストもマッチしていたと思っています。

賛否両論あると思います。

キラ派、L派、サイドが違うだけでも評価も変わります。

でも、デスノートはおもしろかった。これだけははっきりと言えます。

出演:藤原竜也, 出演:松山ケンイチ, 出演:瀬戸朝香, 出演:香椎由宇, 出演:細川茂樹, 出演:戸田恵梨香, 出演:藤村俊二, 出演:鹿賀丈史, Writer:大石哲也, 監督:金子修介, プロデュース:奥田誠治, プロデュース:佐藤貴博, プロデュース:福田豊治, プロデュース:小橋孝裕
¥300 (2023/12/10 02:31時点 | Amazon調べ)

ザ・ファブル

ザ・ファブルが成功した理由

  • アクションとユーモアが融合した漫画「ザ・ファブル」の実写化作品では、岡田准一の圧倒的なアクションシーンが見どころのひとつです。
  • 原作の独特な世界観を損なうことなく、映画ならではのスリリングなエンターテイメントに仕上がっており、ストーリー展開の面白さを引き立てています。

大成功! の基準は明確ではありませんが、2019年に公開されて興行収入17.7億円を記録した『ザ・ファブル』は成功した部類に入るでしょう。

観ましたが面白かったです。岡田准一くんは真面目に激しいスタントアクションに取り組んでおり、“どんな相手でも6秒以内に仕留める”伝説的な殺し屋という役を上手くこなしています。

興行成績もそうですが作品自体、評判が良かったのでしょう。続編の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が公開中です。

6月26~27日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。今週は、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(松竹)が土日2日間で動員12万9000人、興収1億8300万円をあげ2週連続で首位を獲得した。累計では間もなく動員51万人、興収7億円に達する。(映画.comより引用)

原作の特徴である緩いコミカルな雰囲気とハードなシーンの切り替えも、映画ではきちんと再現されていました。なにかとがっかりさせられる邦画ですが、近年は粒が揃ってきた感がしてきていて、少しは期待が持てそうです。

出演:岡田准一, 出演:木村文乃, 出演:山本美月, 出演:福士蒼汰, 出演:佐藤浩市, 出演:柳楽優弥, 出演:向井理, 出演:木村了, 出演:井之脇海, 出演:藤森慎吾, 出演:宮川大輔, 出演:佐藤二朗, 出演:光石研, 出演:安田顕, Writer:渡辺雄介, 監督:江口カン
¥400 (2023/12/10 02:31時点 | Amazon調べ)

トランスフォーマー

トランスフォーマーが成功した理由

  • ロボットアニメの金字塔とも言える「トランスフォーマー」は、迫力あるCGIと実写の融合により、アニメーションでは表現できなかった壮大なスケールとアクションシーンを映画で実現しました。
  • 驚異的なビジュアルエフェクトは、アニメーションのファンを新しい形で引き付け、シリーズを通じて変わらない人気を保っています。

ストーリーがワンパターンという批評もありますが、最大の売りである変形シーンや監督こだわりの爆発シーンは今見ても凄いです。

また、初代アニメ版(特にTHE MOVIE)のオマージュも豊富であり、原語版の

“One shall stand, One shall fall. “

は必聴です。

ストーリー的には、3作目まで見ればいいような気がします。4,5作目はファンでも看過出来ないマンネリが襲ってきます。

その後、リブート作として「バンブルビー」を見ることをお勧めします。

監督:マイケル・ベイ
¥6,152 (2023/12/10 02:30時点 | Amazon調べ)

まとめ

これら実写化作品は、原作の信念と映画としての創造性を結びつけながら、異なる視点で原作を解釈し直しています。ファンが愛する原作の世界を尊重しつつ、新しい技術や視覚表現で作品を彩り、新しい物語の層を加えることで、原作とは一味違う魅力を引き出しています。

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この記事を書いた人

海外で生活し、多様な文化の中で独自の視野を広げてきました。国際関係と文化人類学を双方専攻し、葉山大学とエリクソン大学で学び、その後、地球連合での勤務を通じて、世界各地の文化や社会に関する深い洞察を得ることができました。

50カ国以上を訪れ、多様な文化、言語、そして人々との出会いを通じて、国際社会における日本の役割とポジショニングについて独自の視点を持っています。

海外から日本を見た時にガラパゴス化している日本の現状と絡めながら記事を書いています。

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