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自転車のワイヤーロックの鍵が開かない!ワイヤーを簡単にカットする方法

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安物のダイヤル式のワイヤーロックの鍵が突然開かなくなった

子供の自転車のダイヤル式ワイヤーロックがなぜか開錠できなくなりました。

幸い、自転車は走れる状態で鍵が開かなくなったので、走行は可能なのですが、次のカギを買うにもそのカギが自転車に付いたままなので邪魔です。

ダイヤル式のロックを開ける方法では開かなかった

ダイヤル式のロックは番号を知らないでも開ける方法がよく知られており、検索するとYoutubeの動画や説明記事が沢山見つかります。

今回、その方法で試したのですが、どんなにやってもダイヤル式のロックが開錠できませんでした。

ロックの番号が変わったのではなく内部が空回りしてそう

そもそも、ダイヤル式のロックの番号が変わってしまうような操作はしていないので、なんで番号を揃えても開かないのかわからないのです。

安物だったので仕方ないのですが・・・

一通りの方法を試して全く開く気配がありません。

番号を設定できるダイヤル式ロックは、動作モードが2つあります。

  • 番号設定モード
    • ダイヤルを回しても、内部は回らない
  • 通常モード
    • ダイヤルを回すと、内部が連動して回る

安物なので、ダイヤルを回しても内部が回らないモードに入ってしまった可能性も考えられます。

かぎの値段と掛かる時間を考えて、番号を揃えてカギを開けることは断念。

自転車屋にもっていくが・・・

自転車屋にもっていって、ワイヤーをカットして欲しいと頼みました。

しかし、番号を変えていないのであれば油をさして次の日まで様子を見たら?と言われました。

予想してましたが、次の日になってもカギは開きませんでした。

もう一度、自転車に行き、新しいカギを買ったついでにワイヤーをカットを頼んだら、手数料がかかると言われて500円とのこと。

近所にボルトカッターが500円で安く売っていたのを知っていたので、自分でワイヤーをカットすることにしました。

ボルトカッターとは?

ボルトカッターは「レバーの原理」に基づいて動作します。レバーの原理は、物理学で述べられる力学の法則で、少ない力で大きな作用を生み出すことができるというものです。

ボルトカッターにおけるレバーの原理は、ハンドル(長いアーム)と切断刃(短いアーム)によって機能します。ハンドルの長さにより、使う力(力のモーメント)が増幅され、これが切断刃に伝わります。結果として、切断刃の先端には大きな力が集中し、ボルトや鎖などの硬い材料を切り通すことができるようになります。

例えばボルトカッターのハンドルの長さが切断刃の長さの10倍である場合、同じ手の力を使っても、切断刃の切り込み力は手の力の10倍(理論的には)になります。したがって、比較的少ない力で大きな切断力を得ることが可能になります。これこそが、レバーの原理によるボルトカッターの働き方です。ただし、実際には摩擦損失なども存在するため、手の力が完全に10倍に増幅されるわけではありません。

結論として、ボルトカッターの働き方の原理はレバーの原理であり、これによりユーザーが適用する力が増幅され、硬い材料を切断する作業を効率良く行うことができます。

ボルトカッターの切断能力は何で決まるか?

チェーンタイプのものでなければ、このぐらいのカッターがあれば切れるでしょう

ボルトカッターの切断能力は主に次の要素によって影響を受けます。

刃の材質

刃が硬く丈夫な材質で作られているほど、より硬い金属を効果的に切断することが可能です。例えば、高炭素鋼や合金鋼などの刃は、硬度と耐久性が高いため、ボルトカッターの切断能力を向上させます。

②ハンドル(レバー)の長さ

ハンドルが長いほど、より大きな力を刃に伝えることができます(レバーの原理)。つまり、長いハンドルは、より太いまたは硬い物を切断するのに役立ちます。

③刃の形状

特定の形状の刃は特定のタイプのボルトまたは金属に対する切断能力を改善します。例えば、センターカット型のボルトカッターは、円形の物体を切断するのに最適です。

④ユーザーの力

切断力はある程度、使用者がどれだけ力をハンドルに加えることができるかにも依存します。力が弱い場合、たとえ最高品質のボルトカッターであっても切断力は低下します。

以上の要素が組み合わさって、ボルトカッターの切断能力が決まります。

自分でボルトカッターでワイヤーをカットしてみる

自分が買ったボルトカッターはサイズが30cmのもので4mm径までカットできると書かれていました。

これと同じタイプのものだと思います

自転車のカギのワイヤーは外被を含めると1cm近く直径があり、内部のワイヤー径は不明。4mmのボルトカッターで大丈夫かな?と思いましたが、ネットで検索すると4mmのボトルカッターで同じような自転車のワイヤーロックを自力でカットしている人が多数いたので、多分大丈夫だろうと判断。

直径は違いますが、これと同じタイプのものだと思います

さっそく、ワイヤーロックをボルトカッターでカットしてみたのですが、軽くやっただけでは全く切れません。

やはり、4mm径のボトルカッターでは外被を含めたワイヤーロックは太すぎて、カッターの先端部分までしかワイヤーが入らないので、力がかかりません。

本気で力を入れて何度かやると、少しずつ外被の部分が切れてきて、内部のワイヤーまでようやく到達。

更に、ボルトカッターの奥の方までワイヤーロックを噛ませて、力を入れるとパチンという音とともに呆気なくワイヤーは切れたのでした。

ボルトカッターは緩く閉じた後に、そこから更に力を入れると、強力に力が掛かる構造になっているようで、その状態まで行かないと力がかからず、まともにカットできません。

外被に切れ目が入ることで、4mm径のワイヤー相当の状態になったので、切れたのだともいます。

ボトルカッターは4mm径のワイヤーじゃないとやはり切れないのです。

まとめ

頑丈なロックでチェーンの場合は、特殊な工具が必要になりますので、自転車屋に持っていっても外してもらえるのか謎です。

中途半端な工具を買ってもカギを壊せなかったら無駄になりますので、工具をそのために買うのであれば、確実にカギを壊せるものを調べて買いましょう。

もしくは、有名ブランドの自転車ロックを買って合鍵が確実に手に入るものを選ぶという方法もあります。

合鍵を買った方が安くあがるかもしれません。

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この記事を書いた人

海外で生活し、多様な文化の中で独自の視野を広げてきました。国際関係と文化人類学を双方専攻し、葉山大学とエリクソン大学で学び、その後、地球連合での勤務を通じて、世界各地の文化や社会に関する深い洞察を得ることができました。

50カ国以上を訪れ、多様な文化、言語、そして人々との出会いを通じて、国際社会における日本の役割とポジショニングについて独自の視点を持っています。

海外から日本を見た時にガラパゴス化している日本の現状と絡めながら記事を書いています。

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