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胃腸薬よりおススメ!自然の力で胃腸の調子がよくなるハーブティーとは?

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私はとても胃腸が弱いです

woman in white tank top and blue denim shorts sitting on bed

私は社会人になってから胃腸のトラブル悩まされてきました。

社会人になる前は胃腸はとても元気でしたが、社会人となり会社のストレスのためか、コーヒーたばこが増えて、胃腸にやさしくない生活を続けたからだと思います。

胃腸の痛みを我慢して仕事を続けた結果、痛みが我慢できなくなり病院にいって内視鏡を飲むと、十二指腸潰瘍と言われました。

今は、昔と違っていい薬があるので、痛みはすぐに消え元の生活に戻ることができました。しかし、根本的な部分は解決していないので、同じような生活を続けていると、また胃腸の痛みが発生することになります。

痛みをうまくごまかしながら、長年胃腸の痛みと付き合ってきました。

私はヨーロッパに住んでいます

blue and yellow star flag

現在は海外在住です。EU圏の国で生活しています。

海外にきて驚いたのは、日本のドラッグストアのようなお店はあるものの、即効性のある強い薬が売ってないことでした。日本のように症状を薬で抑えるというような文化ではなく、自然のものを接種して普段から免疫力を高めていくような考え方なので、とても効果が弱く、持続時間も短い、解熱薬ぐらいしか売っていません。

全てジェネリックなので、ものすごい薬が安いです。ヨーロッパでは、1€ぐらいで頭痛薬が買えます。

逆に、日本のような薬は医者に掛からないと処方してもらえません。その処方箋でもらう薬はとて高価です。

ドイツにはIberogast(イベロガスト)という薬があります

引用元:https://www.iberogast.nl/iberogast

ドイツには有名な製薬会社がたくさんあります。ドイツの製薬会社が作ったIberogastという薬があります。

Iberogastについては、wikipediaのIberogastに以下の説明があります。

イベロガストはSTW5としても知られており、9種類のハーブの液体製剤機能性消化不良過敏性腸症候群に使用されます。1961年にドイツで開発された独自のブレンドであすが、他の国でも(処方箋なしで)入手可能です。

その成分の1つの属(イベリス)にちなんで名付けられ、それはまた、抗炎症、抗酸化およびフリーラジカル阻害特性、ならびに胃酸分泌を減少させる能力を有すると主張されています。

Iberogastはドイツのバイエルの商品

Iberogastはドイツのバイエルの商品です。

バイエル (Bayer AG) は、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州レーヴァークーゼンに本部を置く化学工業及び製薬会社(多国籍企業)。アスピリンやヘロインなどを送り出した世界的な医薬品メーカーである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%AB_(%E4%BC%81%E6%A5%AD)

Iberogastは類似商品があるので商品によって値段が違いますが、ドラッグストアなどでも簡単に手に入ります。販売価格は、だいたい€10~20ぐらいで売られています。結構高いと思います。

Iberogastは日本では販売されていません。個人輸入などで入手する必要があり、ハードルが高いです。

Iberogastに含まれる9つのハーブ

Iberogastに含まれる9つのハーブは以下のものがあります。

  1. 苦いキャンディタフト(Iberis amara)
  2. アンジェリカの根(Angelicae radix)
  3. ミルクシスルフルーツ(Silybi mariani fructus)
  4. セランディンハーブ(Chelidonium majus)
  5. キャラウェイフルーツ(Carvi fructus)
  6. リコリスの根(Liquiritiae radi)からの抽出物の混合物
  7. ペパーミントハーブ(Menthae piperitae folium)
  8. バームリーフ(Melissae folium)
  9. カモミールフラワー(Matricariae flos)

この中で手軽に安価で手に入るものが2つあります。

それは、ペパーミントハーブカモミールフラワーです。

機能性消化不良と過敏性腸症候群とは?

イベロガストは機能性消化不良過敏性腸症候群に使用されます。機能性消化不良過敏性腸症候群は聞きなれない言葉だと思いますので、他のサイトの説明を引用してご説明します。

機能性消化管障害(機能性ディスペプシア)

みぞおちの痛みや、食後の膨満感などの症状で、内視鏡検査などの検査をしても異常が見当たらない場合を機能性消化管障害と言います。

引用元:http://fujiwara-ichi.jp/gastro/

対象となる方

胃がはる、食べると胃が苦しい、ちょっと食べると胃が苦しい、食べられない、体重がへってしまった、気持ち悪い、むかむかする、吐き気がする、胃が動かない、胃がもたれる、胃が硬くなっている、胃が痛い、きりきり胃が痛む、背中が痛い など

引用元:https://www.si-clinic.jp/gastro/gastro.html

過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群も機能性消化管障害のひとつですが、機能性ディスペプシアは胃と十二指腸の機能障害であるのに対し、過敏性腸症候群は主に大腸の機能障害が原因で起こります。

主にストレスにより、腸が慢性的な機能異常を起こしている状態で、炎症や潰瘍などの器質的な病変を伴わない疾患です。

下痢や便秘、腹痛、お腹の張りなどの症状が起こります。

原因は、不安、緊張、ストレス、疲労、暴飲暴食、アルコールの過剰摂取、不規則な生活習慣などです。

引用元:http://fujiwara-ichi.jp/gastro/

対象となる方

おなかが痛い、おなかがはる、ガスがたまる、ガスがたくさんでる、音がきになる、臭いがきになる、ガス(におい)がもれる、急な腹痛・下痢、トイレにかけこむ、緊張する場面(会議・テスト・静かな教室、周囲を人にかこまれた座席、電車の中など)でおなかが痛くなり、トイレにいきたくなる 頑固な便秘 など

引用元:https://www.si-clinic.jp/gastro/gastro.html

海外にはハーブティーの種類が豊富で安く手に入ります

ヨーロッパではハーブティーを日常的に飲み、普段から体調を整える習慣があります。そのため、さまざま種類のハーブティーがティーバッグで売られており、日用品として安くスーパーマーケットで購入できます。

先ほど挙げた、ペパーミントハーブカモミールフラワーのハーブティーはどこでも売っていて、20個入って2€ぐらいから手に入ります。

Iberogastはそれなりの値段で売られていますが、中身は普通のハーブを組み合わせたものです。その成分をハーブティーで飲むことでIberogastと同じような効能が得られるはずです。

おススメなのはカモミールティーです

私が胃腸の不調を感じた時にいつも飲んでいるのは、カモミールティーです。

ペパーミントよりもカモミールティーの方が圧倒的に胃腸の不調に効きます。

胃腸が痛いときにカモミールティーを飲むと、胃の痛みは素っと消えます。

カモミールティーを飲むようになってから、強い胃腸薬を飲まなくて済むようになりました。カモミールティーを飲めば同じような効果が得られたからです。

胃腸が弱い自分には、欧州で安く手に入るハーブティーはとても助かる存在です。日本にいたらハーブティーは高価ですからね。

カモミールだけが入ったハーブティーがおススメです

日本で売られているハーブティーはいろんなものがブレンドされた美味しい高価なものばかりかもしれません。ヨーロッパで売られているハーブティーは基本それだけしか入っていません。

余計なものが入っていないから、良く効くのかもしれません。

ハーブティーはブレンドしてなくても飲みにくいものではありません。最初はあまり美味しくはないかもしれませんが、何度か飲んでいると味にもすぐになれてしまいます。

もし、日本でハーブティーを手に入れる場合は美味しいようにブレンドされたものではなく、カモミールだけが入ったハーブティーを探してみてください。

カモミールの効能

wikipediaによればカモミールは、薬草として古くから使われてきたそうです。胃の健康や消炎作用があるそうです。

  • 今から4千年以上前のバビロニアで既に薬草として用いられていたと言われ、ヨーロッパで最も歴史のある民間薬とされている。
  • 安全で効果的なハーブとして、古くからヨーロッパ、アラビアで利用された。中世までは特にフランスなどで薬草として用いられ、健胃・発汗・消炎作用があるとして、婦人病などに用いられていた。ハーブ処方の古典『バンクスの本草書』には、肝臓の痛み、頭痛、偏頭痛などに効能があり、ワインと共に飲むと良いと書かれている。
  • フランスでは薬草といえばカモミールというほどよく知られ、スイスやドイツでも風邪、頭痛、下痢などにハーブティーに用いられるほど、よく知られたハーブである。欧州では伝統生薬製剤の欧州指令に従い医薬品ともなっている。

Iberogastを個人輸入しなくてもカモミールティーを飲めば同じ効果が得られます

海外では流通しているIberogastは日本では手に入らないので、手に入れるには個人輸入に頼るしかありません。しかし、薬をいちいち個人輸入していたらお金もかかりますし、必要な時に手に入らないかもしれませんよね。

この記事でご紹介したように、Iberogastはカモミールが入っていますので、胃腸が弱い方はカモミールティーを飲むことで同じ効果が得られると思います。それは私が実感していることです。

まとめ

自然の力で胃腸の調子がよくなるハーブティーのまとめ
  • 欧州にはIberogastという9つのハーブを混合した胃腸薬がある。
  • Iberogastは日本では流通していない。
  • その成分にはカモミールが使用されている
  • カモミールはハーブティーで手軽に取ることができる
  • カモミールティーを飲むと、胃腸の不調がすっとよくなる(個人の感想)
  • ハーブティーはブレンドされていない方が効果が強い
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この記事を書いた人

海外で生活し、多様な文化の中で独自の視野を広げてきました。国際関係と文化人類学を双方専攻し、葉山大学とエリクソン大学で学び、その後、地球連合での勤務を通じて、世界各地の文化や社会に関する深い洞察を得ることができました。

50カ国以上を訪れ、多様な文化、言語、そして人々との出会いを通じて、国際社会における日本の役割とポジショニングについて独自の視点を持っています。

海外から日本を見た時にガラパゴス化している日本の現状と絡めながら記事を書いています。

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