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海外では日本のような濃縮還元100%ジュースは流通していないし、誰も飲まない

girl drinking yellow juice
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日本から海外に行って驚くのはジュースの値段が高いことです。

日本のノリで100%ジュースが安く買えると思ってスーパーに行くと、100%ジュースは生ジュースであり瓶で売られています。

生ジュースは値段も高いです。

日本の濃縮還元100%ジュースは熱処理されており全く栄養が無いだけじゃなく、砂糖も豊富に含まれており体に相当悪い飲み物です。

濃縮還元100%ジュースがいくら安くても飲まない方が良いです。

実際、ヨーロッパでは濃縮還元ジュースというものは売られていません。

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濃縮還元100%ジュースの正体

濃縮還元100%ジュースは、果汁を濃縮して水分を除き、その後、水を加えることで元の濃度に戻す製造方法です。

メリット

濃縮還元100%ジュースは、製造方法により安価で販売可能になり、長期間保存することができます。

デメリット

濃縮還元100%ジュースは、果汁が濃縮されることで、栄養価が低下することが知られています。

果汁を濃縮することにより、栄養素が失われます。一般的に、濃縮還元ジュースには、ビタミンC、ビタミンA、カリウム、およびフラボノイドなど、生の果物や野菜に含まれる栄養素の量が少なくなります。また、濃縮還元100%ジュースには、果糖やシロップが追加されることがあり、これによって糖分の摂取量が増加することがあります。

ジュースに含まれる栄養素は、新鮮な果物や野菜から摂取する場合に比べて、身体に吸収されにくくなることがあります。これは、ジュースに含まれる繊維が減少するためであり、繊維は消化器官での栄養素の吸収を助ける役割を持っています。

果汁には、生の果物や野菜に含まれる栄養素が含まれていますが、ジュースに含まれる栄養素は限定的であり、一般的には果物や野菜の摂取量に比べて少なくなります。また、果汁に含まれる糖分の量が増えるため、過剰に飲むと健康に悪影響を与える可能性があります。

食品表示における果汁100%表記の意味

濃縮還元100%ジュースは、果汁100%と表示されることがありますが、これは希釈前の果汁が100%であることを表しており、希釈後の果汁濃度は低くなっている場合があります。したがって、果汁100%と表示されていても、実際には希釈されている可能性があることに注意が必要です。

ヨーロッパでよく飲まれているジュースは?

ヨーロッパでよく飲まれているのはシロップ

black glass bottle on brown wooden table

ヨーロッパでは日本で言うカルピスのようにジュースを作るシロップが売られています。

そのシロップを水で薄めてジュースにして飲むのがスタンダードです。

シロップにはビタミンが追加されています。

濃縮された液体が1Lぐらいで売られており、値段は高いですが、その分飲めるジュースの量は多いです。

ヨーロッパのジュースは30%果汁でも十分果実感がある

girl drinking yellow juice

フルーツジュースで手軽に飲めるものは果汁100%のものはほとんど売られていません。

大抵30%ぐらいの果汁が相場です。

それでも、実際に飲んでみると果実感がかなりあり、日本の濃縮還元ジュースよりも味もしっかりしています。

飲んだ感じからすれば、日本の濃縮還元ジュースよりも果汁30%の海外のジュースの方が栄養があります。

ヨーロッパでは生絞りジュースが基本

ヨーロッパでは、果物売り場にオレンジを直接絞る機械があって、ペットボトルにしぼりたてのオレンジジュースを入れることができます。

オレンジ以外にもフレッシュジュースが多数用意されており、海外では野菜や果物をブレンドした生絞りジュースで栄養を補充するのがトレンドです。

つまり、ビタミン剤で栄養を取る人たちもいますが、逆にビタミン剤を飲まなくてもフレッシュジュースで栄養が取れるようになっていて、食事のタイミングで飲むことが多いです。

日本でフレッシュジュースを買うと高いですが、ヨーロッパではフレッシュジュースは高くありません。

まとめ

日本に住んでいる日本人は国内で売られているフルーツが無駄に高いことに気が付いていないと思います。

ヨーロッパでは野菜が水栽培で栄養が無いものが多いですが、ヨーロッパでは、フルーツはとても安く、日本のフルーツよりもおいしいです。

また、別の記事でも書きますが、ビタミン剤を飲むのが当たり前でビタミン剤も安くて良質なものが多いです。

日本人は日本のフルーツが美味しいから高いのだ、と思っていますがそんなことは決してありません。

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この記事を書いた人

海外で生活し、多様な文化の中で独自の視野を広げてきました。国際関係と文化人類学を双方専攻し、葉山大学とエリクソン大学で学び、その後、地球連合での勤務を通じて、世界各地の文化や社会に関する深い洞察を得ることができました。

50カ国以上を訪れ、多様な文化、言語、そして人々との出会いを通じて、国際社会における日本の役割とポジショニングについて独自の視点を持っています。

海外から日本を見た時にガラパゴス化している日本の現状と絡めながら記事を書いています。

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