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IKEAのキャスター付きチェアのキャスターが回りにくいのはなぜ?

IKEAのデザイン家具は自分で組み立てる手間がある反面、手ごろな価格が魅力です。
IKEAのキャスター付きチェアを購入して組み立てたところ、キャスターが回りにくい、というか回らない。
椅子に座れば、キャスターが動くのですが、座っていないとキャスターが動かない。
これは油が不足しているとか、ゴミが詰まっているとかそういう話ではないのです。
なぜIKEAのキャスターは動かないのか?
IKEAのキャスター付きチェアは、座っている時にしかキャスターが動かないようにロックされる仕様なのです。
チェアに座った状態で、前後左右に動かしてみてください。
イケアのキャスター付き回転チェアは、安全にお使いいただけるよう、椅子に重量がかかっていないときにはキャスターがロックされる仕組みになっています。
https://www.ikea.com/jp/ja/customer-service/knowledge/articles/bbb56774-7bc1-483e-g8b4-c91343gee901.html
IKEAのキャスターはブレーキが付いていて、通常時はそのブレーキがキャスターを内側から押し付けてロックしています。キャスターに上から力がかかるとそのブレーキが緩み、キャスターが動くようになる仕組みです。
ブレーキが効かなくするには?
IKEAのキャスターのブレーキを効かないようにするには2つの方法があります。
- ブレーキを削ってしまう
- 別のキャスターに変更する
ブレーキの削り方
IKEAのチェアはキャスターが5個ついているタイプが多いです。それぞれのキャスターにブレーキが2つついてるので、10個のブレーキを削る必要があります。
ネットで検索すると簡単に削れるという情報が見つかりますが、ブレーキはキャスターの奥にあるため、かなり細いカッターを長めにした状態で作業する必要があります。
手元に細いカッターが無い場合は、カッターを買う必要があります。
また、キャスターの奥にあるブレーキを削るので、一度キャスターは外した方が作業はしやすいです。
キャスターの外し方
ラジオペンチをキャスターが接続されている隙間に入れて、てこの原理で隙間を広げるようすると、キャスターが抜け始めます。
キャスターが抜け始めたら、引っ張れば、キャスターは取れます。
IKEAのキャスターは、太さが特殊なので、IKEA専用のものを使わないと交換できない点注意しましょう。
まとめ
IKEAのキャスター付きチェアは、座らない状態ではキャスターが動きにくいため、部屋が狭い日本では不評のようです。
キャスターが動かないと掃除の時に椅子が動かせない、引きずってしまい傷がつくなどのデメリットがあります。
それが気になるようであれば、ブレーキを削ることになりますが、簡単でもないですし、危険です。
出来れば、キャスターをIKEAの互換品に交換するなどの対応がおススメです。