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海外の食事はまずい?ヨーロッパで食べて美味しかったもの

『郷に入りては郷に従え』が『基本』

日本でも海外でも同じだと思いますが、その土地で長い歴史を育んできた歴史があります。どの土地にも気候や風土に合わせた食生活がありますので、どこに行ってもいつもと同じような食事をしていてはその土地の美味しいものに出会えません。
海外に住んで感じるのは、『郷に入っては郷に従え』という日本のことわざがありますが、まさにそのままということです。
郷に入っては郷に従え
よその土地へ行ったら、その地の風習を尊重し、これに従うがよい。文化の異なるところでは、その文化を尊重することが大切で、むやみに自分たちのやり方を持ち込んではならない。
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海外では日本食が手に入りにくい
海外では人気のある日本食しかありませんし、味も日本とは違います。もちろんスーパーマーケットに行っても日本のように気軽に美味しく食べられるものは売っていません。
じゃぁ、『自分で作ろう』という話になりますが、日本の食材は高いので長くは続かないでしょう。
オリエンタルスーパーなどで買える日本食材は中国産のものが多く、味も海外向けになってるので日本人の好みとは違うと思います。
現地の人達が食べているものが正解
海外に出たら、現地の人達が普段どのようなものを食べているのかよく観察することをおススメします。
日本人だからといって、日本と同じものを食べないと体調を崩したり、栄養不足になるのではないかと思うかもしれません。しかし、そのようなことはありません。
世界中どの国にいっても昔から食べられているもので、現地の人たちは生活して生きてきたわけです。
もちろん、日本は食材も豊富ですし、飲食も安くて美味しいのは事実です。しかし、日本と同じような環境の国の方が少ないのですから、そうじゃないと困るというのは、日本人の思い込みでしかありません。
現地の美味しいものは安い

旬なものを食す
日本でもそうですが、旬なものは沢山取れますので市場に出回る量も多く、価格も安いです。
しかも、新鮮でおいしいです。
海外でも旬なものが安いのは同じです。
特に海外だとフルーツでその傾向が強いです。
日本はフルーツが高いので野菜ジュースや濃縮還元の100%ジュースで手軽に済ませる人も多いでしょう。しかし、濃縮還元の安いジュースは、成分的には栄養が入っていても、実際には全くカラダの中で機能しないと言われています。
海外ではそのような栄養が取れないジュースは売っていません。なぜなら、直接フルーツや野菜から栄養を取る方が意味があって、安いからです。
ヨーロッパでは、果物は量り売りで買えるので、その時に必要な量だけ購入できます。
バナナ1本買ったり、リンゴ1個買って、外で歩きながら食べるというのは子供のころから行われており、大人になってもそのまま続いています。
ヨーロッパでは、栄養が足りないな?と思ったらビタミンが入ったジュースを飲むのではなく、直接果物から摂取します。
海外では、ブドウやイチゴ、マンゴーなどがとても安く、おいしいものがたくさんあります。
現地の人の主食に注目する
ヨーロッパではご飯の代わりにパンが主食です。パンはサンドイッチにして3食べることも多いです。パンを毎日大量に消費するため、日本と比べて食パンがとても安いです。
サンドイッチは、マヨネーズやソースを塗ったパンに野菜とハムとチーズを挟んで食べます。
サンドイッチにつけるマヨネーズやソースも豊富に揃っていて、スーパーマーケットで安く買えます。ハムの種類も多く高いものから安いものまで大量に売っています
また、チーズも安くて気軽に購入できます。
ヨーロッパで食べておいしかったもの
ヨーロッパは気候が乾燥しているので、パンやパスタがとてもおいしいです。
ヨーロッパの主食は、パスタ、ピザ、チーズです。
パスタ

パスタがとても安くておいしいです。
いろんな種類のパスタソースがスーパーマーケットで安く買えます。€2しないぐらいです。あとやベーコンと野菜などをお好みで追加すれば、レストランで食べるようなパスタがすぐに完成します。
有名ブランドのパスタやパスタソースを選ばなくても十分に美味しいことに驚くと思います。
ピザ

ピザは気軽なテイクアウトとして、海外では定番中の定番です。移民のトルコ人が海外でピザ屋をやっていることが多いです。
ピザ屋のピザは32cm以上あるので日本人は一人では食べきれません。ピザは、何も乗っていないとものすごい安いですが、ピザ屋のピザはチーズと肉が乗っていると徐々に高くなります。
イタリアなど南部のヨーロッパではピザは安いのですが、北に行くほど物価も高くなり外食が高くなります。
スーパーに行けば、いろんな種類の本格的な冷凍ピザが売っています。冷凍ピザは美味しいのに安く買えるのでオーブンを使って焼くだけで、大満足の美味しいピザが食べられます。
チーズ

ヨーロッパではチーズを毎日食べます。
オランダではチーズが安く手に入ります。チーズを塊で買うと激安で手に入ります。
チーズの種類も豊富ですが、チーズは熟成期間が長いほど値段が高くなります。
海外では粉チーズは売っていません。大きなチーズの塊とおろし金で自分で作ります。
サンドイッチなどで便利に使えるスライスされているチーズも高いです。
美味しいチーズを安く食べるのであれば、固まりのチーズを買って、自分でスライスすると美味しいチーズが安く食べられます。
オランダのチーズの種類
オランダではチーズの種類が豊富です。一番基本的なチーズがゴーダチーズです。
- ゴーダ (Gouda)
- エダム (Edam)
- ベームスター (Beemster)
- オールドアムステルダム (Old Amsterdam)
- ミルナー (Milner)
- マースダム (Maasdam)
- ライデン (Leiden)
ゴーダはマイルドで半硬質の低温殺菌された牛乳チーズです。
ゴーダチーズのラベル
ゴーダチーズは熟成の期間によって、ラベル付けされており、熟成期間が長いほど値段が上がります。
- graskaas(最年少; 4週間未満)
- jonge kaas(「若いチーズ」; 4週間熟成)
- jong belegen kaas(「半熟成」;熟成) 8〜10週間)、ベレゲン(「成熟」、約4か月熟成)
- extra belegen(「超成熟」、 7〜8か月熟成)
- oude kaas( 「オールドチーズ」、10〜12か月熟成)
- overjarig (最も古い; 1〜2歳)
一般に、チーズが若いほど、食感はクリーミーでマイルドな味わいです。これらのチーズは、年をとるにつれて、よりシャープでナッツのような味わいになり、より砕けやすく、より結晶質の食感になります。
海外・ヨーロッパで食べて美味しかったものまとめ
- 海外では現地の人が毎日食べているものは毎日食べても飽きないようにいろんな種類がある。
- 自分で毎日サンドイッチを作っても組み合わせが豊富にあって安くておいしく、飽きない。
- ヨーロッパの主食のパスタ、ピザ、チーズは外食すると高いが、スーパーマーケットでは安く手に入る。
- 海外の素材を使うと、日本のレストランより安くて美味しく作れる。
