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楽天モバイルなら海外在住者も日本のSMSを受信できた

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海外在住で最近困っていたことがあります。

日本のクレジットカードを使ったオンライン決済でSMSでワンタイムパスワードが送られてくる仕組みに変わったことです。

3Dセキュア認証というやつです。

日本の携帯番号を持ってない人はSMSが受信できないので、オンラインでクレジットカードが使えない状態です。

海外在住の日本人は、日本のクレジットカードで日本のオンラインサービスを利用している人が多いので死活問題になります。

これは時代の流れなので逆らえないのですが、このまま放置しておくわけにもいかず、海外で日本のSMSを受信できる、つまり日本の携帯番号を持てるサービスが無いか探して契約しました。

この記事では、海外在住者が日本の携帯番号を持ち、海外でSMS受信できるサービスをご紹介します。

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楽天モバイルなら海外でも国内のSMSを受信できます

楽天モバイルは、第4の携帯キャリアとしてサービスを開始。

1ヶ月の制限内なら無料で利用できるというサービスで注目を集め、携帯料金を下げたい人達にとってはありがたいサービスでした。なぜ過去形なのかと言えば、楽天モバイルは最近月額料金が掛かるようになってしまったからです。

それでも、1ヶ月1000円で携帯番号が持てるのは他のキャリアと比べれば安いと言えます。

海外在住者にとって、楽天モバイルの最大のメリットは、海外でもSMS受信が無料だということです。

海外にいても、Android端末で楽天のアプリを使うと、国内への通話や国内へのSMS送受信がなんと無料です。

楽天モバイルを契約したAnrdoid端末を持っていれば、日本の携帯番号を持ったまま海外で生活できることになります。

楽天モバイルを契約したわけ

日本国内の3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)も、格安プランを提供し始めています。

しかし、海外で国内のSMSを無料で受信できるのは楽天モバイルだけです。

海外で本当に国内のSMS受信が問題なく行えるのか確認できないと、契約したくないですよね。

楽天モバイルは、海外在住者が多数利用しており、海外での利用実績が多く、安心して契約できました。

他のキャリアは海外利用では有料サービスになるものが多く、SMS受信だけであれば楽天モバイル一択の状況です。

楽天モバイル契約時の手続き

日本に一時帰国した時に、ショッピングモールの中に楽天モバイルがあったので、その場で契約して端末も持ち帰ることができました。

契約完了するまでの時間は1時間程度です。

私は、iPhoneユーザーなのですが、simを2枚刺しできないこと、Anrdroidの方が制限が少ないこと、を考えて、楽天モバイルが用意しているAndroid端末を購入して2台目にするつもりでした。

楽天モバイルが用意している端末なら1円で購入できます。

契約したいと店員に声をかけて、説明を受けます。

端末も欲しいと伝えると、端末の展示コーナーに案内されます。

1円端末を見ると、あまりに品祖だったので、躊躇します。

なお、1円端末はe-SIMしか使えません。

2番目に安い数千円の普通の端末を選びました。

次にSIMのタイプを聞かれ、e-SimかSimカードかという選択でした。

e-Simというのはカードではなく、番号を本体に記録するタイプです。Simカードは通常のカードタイプです。

e-SIMは端末が壊れると、他の端末に移すことができないデメリットがあるので、SIMカードを選択しました。

店員いわく、ほとんどの客はSIMカードを選ぶそうです。

あとは、端末のセットアップをしながら、契約内容などの説明動画を見せられて、契約が完了です。

e-SIMについて

e-Sim(またはEmbedded-SIM)とは、従来の物理的なSIMカードに代わる、内蔵型のSIMカードのことです。従来のSIMカードはプラスチック製で、携帯電話端末の背面にスロットがあり、そこに差し込むことで利用できました。一方、e-Simは端末の内部に直接組み込まれており、物理的なカードの差し込みが不要となります。

e-Simは、仮想SIMカードとも呼ばれ、端末に固有の識別子であるICCIDやIMSIを電子的に保存し、通信事業者のサービスに接続するための認証を行います。また、端末内に複数のe-Simプロファイルを保存することができ、複数の通信事業者のサービスを利用することも可能です。

e-Simの最大のメリットは、物理的なSIMカードが必要なくなることによる端末の小型化や防水性の向上、そしてユーザーがSIMカードを交換する手間が省ける点です。また、海外旅行などで現地の通信事業者のSIMカードを利用する場合、物理的なSIMカードの交換が不要となり、手軽に利用できるため、ユーザビリティの向上が期待されています。

ただし、e-Simを利用するためには、対応する端末が必要であり、また、対応する通信事業者のサービスを利用する必要があります。現在、e-Simが普及している国や地域は限られており、世界的に普及するには時間がかかるとされています。

楽天モバイルで実際に海外でSMS受信できたか?

楽天モバイルの電話番号(070)でクレジットカードの3Dセキュア認証を有効化しました。

海外から日本のサービスをクレジットカード決済すると、楽天モバイルの端末にワンタイムパスワードのSMSが届くはずです。

実際にクレジットカード決済してみると、海外にいても楽天モバイルの端末にSMSが届きました。

SMSを受信するためには、機内モードはOFFにする必要がありますが、データローミングはOFFのままで大丈夫です。

データローミングをONにしてしまうと、海外のキャリアに繋がってしまうので、楽天モバイルでも課金対象になる海外データ通信が発生しますので注意しましょう。

基本料金の範囲で1ヶ月、1GBまでは海外でのデータ通信も利用できますので、データローミングをONにしたからと言ってすぐに課金されるわけではありません。

楽天モバイルを契約してよかったこと

まず、電話番号認証が必要なサービスが結構増えていますので、国内の電話番号を持っていると色々便利です。

クレジットカード決済のSMS受信が必要ですし、メルカリなどのサービスも国内の電話番号が必要です。

2台目のAndroid端末が安く買えたので、画面が大きい端末が増えました。Youtube等を見るのに便利です。

iPhoneや高級なAndroid端末と比べれば端末の動きは遅いですが、問題ありません。

海外在住者は海外から国内へ通話することがありますが、楽天モバイルは海外から国内への通話料が無料です。

無料通話には条件がありますので、以下の記事でまとめています。

まとめ

楽天モバイルは月額1000円で日本国内の電話番号を持つことができ、更に海外でSMS受信するのも無料です。

今後、国内の電話番号が必要な場面はますます増えていくと思いますから、電話番号があるかないかで安心感が全然違います。

利用頻度が低いので維持費がネックと考える人も多いかもしれませんが、端末も安く買えたので、今のところハッピーであります。

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この記事を書いた人

海外で生活し、多様な文化の中で独自の視野を広げてきました。国際関係と文化人類学を双方専攻し、葉山大学とエリクソン大学で学び、その後、地球連合での勤務を通じて、世界各地の文化や社会に関する深い洞察を得ることができました。

50カ国以上を訪れ、多様な文化、言語、そして人々との出会いを通じて、国際社会における日本の役割とポジショニングについて独自の視点を持っています。

海外から日本を見た時にガラパゴス化している日本の現状と絡めながら記事を書いています。

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